明治中期より、材木及び粗朶を取り扱い、株式会社山丁志田長七商店を設立する。
創業より、材木及び粗朶の納入をしていたが、昭和50年代から土木工事請負を開始。
粗朶の生産についても納入だけでなく、沈床等の工事の施工を開始し、環境に優しい土木工事として主に国土交通省(旧建設省)発注による新潟県内の信濃川阿賀野川等の 河床根固等の工事を施工するとともに、粗朶工法の改良や見直しなどの発注者に協力しながら改善を行っている。
また、伝統工法であり、施工できる技術者も不足している為、県外へ出張しての施工や技術指導も行っている。
社名をシダチョー建設株式会社に変更し、材木、粗朶業を中心に営む「株式会社志田長七商店を設立」。
現敷地に社屋を新築。
コンサルタント会社からの依頼により、海外(ラオス)での現地調査に参加したことをきっかけに、 粗朶沈床技術を 提供する事となり、研修生を受け入れての技術指導や、現地へ技術者を派遣しての指導を行った。
海外への技術供与はJICA(国際協力事業団)に協力するという形で続いており、粗朶工法を国内だけに止まらず世界的普及にも向けて努力している。